モロヘイヤのススメ

作成日時
Nov 5, 2021 06:39 AM
更新日時
Last updated March 6, 2023
タグ
Fediverse
モロヘイヤ・・・実は食べたことない・・・。
とかいうのは置いておいて、Fediverseサーバにモロヘイヤを導入してデフォルトハッシュタグに対応させる件についての解説?です。
 

モロヘイヤとは

ぷーざ氏によって作成されたmulukhiya-toot-proxyという各種Fediverseに対応したツールです。
Mastodon等のソースコードを変更することなく機能を追加することができます。
なので導入すれば改造不要でデフォルトタグを実装できます。
※LTLと差し替えたり、見えないハッシュタグにしたりなどは改造しないとできません
 

動作環境

こちらを確認しましょう。
通常のMastodonサーバが導入されている環境であれば満たしていると思います。
オプションは、以下があれば大丈夫です
 

設置

こちらもWikiにまとまっているのでそちらで大丈夫でしょう。
ただし、トークン周りについては少しコツがいるので注意。
 
インフォメーション用アカウントと、テスト用のアカウント2つが必要になるので用意する必要があります。
特にインフォメーションアカウントは、モロヘイヤの通知をしてくれるものなのでまともなアカウントが必要です。
(テスト用は正直使ってない適当な奴でも・・・w)
 

設定

これもWikiで何とかなります、と言うか全部Wikiで何とかなるんですけどね。
 
色々ありますが、Mastodonへの設置例を見れば大丈夫です。
(本体改造の話が書かれてますが、やらなくてもOKです、その代わりWebUIからアップロードする際にMastodonの設定でメディアの変換がかかります)
 

デフォルトタグを有効にするには

設置例を見ると、このような設定があります。
tagging: default_tags: - デフォルトタグ1 - デフォルトタグ2
これのデフォルトタグ1などを設定したいデフォルトタグにします。
例だと2個ありますが、1個でもOK。
ちなみに、デフォルトタグがいらない場合はdefault_tags自体を消しましょう。
 

それ以外にできること

モロヘイヤせっかく入れてこれだけ?
違います。
 
簡単に説明するとこんなことができます。
  • メディア周りの拡張(jpegやWebPへの強制変換、通常非対応な拡張子への対応など)
  • ハッシュタグ辞書(文字列に反応して自動でタグが付きます)
  • Annict対応(Annictの投稿を自動で転送します)
  • フィードの強化(タグフィードなど色々追加)
  • Webhook
 
とかとかそんな感じです。
色々できるのでぜひ導入を検討してみてください。
 
そのうち閉鎖したPlumeに書いたモロヘイヤのススメをこちらにも記載します。